石井了珪
詞書
雪如花
本文
朝日影にほひくははる雪の色は
ときしらぬ山の花かとそみる
署名
了珪
読み下だし
英訳
メタ情報
略伝
* 石井了珪(~天保13年) 連歌師。名は尚郷、菊水享と号し傅之丞と称した。江州永原の郷士永原美郷の男、京に上り連歌師里村玄碩の高弟石井修融の養子となり粟田唐戸鼻町に住し掬水亭了珪と名乗り法橋から法限に叙せられた。天保十三年正月十七日没、年六十。本固寺に葬る。(文化十 連歌 文政五 連歌)
寸法:
縦36.8cm 横6.0cm
紙質:
和紙
製法:
薄短冊(裏打なし)
模様:
型模様:雲.霞(刷毛引.金泥),押し模様:布目
書風:
用字:
書式:
初、三、五句における墨継ぎ:あり,上下句の頭に漢字を揃えない:あり,二行の頭を同じ高さに揃える:あり
風: