明田鮒主(宰相花)詞書庚辰春試筆 本文けさ得たるたつのかしらの玉のはるみゆすの郷やうらやまれなん 署名宰相花 読み下だし英訳メタ情報略伝* 明田鮒主( ~天保2年) 文雅家(狂歌師)。姓は林氏。字は波臣。宰相花、裁松館、養老館等と号し、明田屋惣兵衛と称した。京都の人、新町御池南に住し味噌商を営み業余真顔の門に入り狂歌をよくし且つ本居宣長の門に入り和歌を学んだ。狂歌辨の著があり父路芳斎の狂歌言葉の海を校刊している。天保二年四月没、年六十三。(文化十 歌 文政五 文雅(狂) 文政十三 文雅(狂歌))
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