平沢了意


詞書

永(虫喰)詞の(虫喰)を包て送られしに御老候其包を短冊になし證歌を望まれけるに

本文

よくかけて猶もなかめよはし立に
そへてたたしき水くきのあと

署名

古筆了意

読み下だし


英訳



メタ情報

略伝

* 平沢了意() 鑑古筆家。姓は源。宇は最長。通称古筆神田了意ともいう。京都の人。柳馬場丸太南に住し、家職の古筆鑑定を業とし、古筆第九世と称した。(文化十 古筆 文政五 古筆 文政十三 古筆)
寸法: 縦34.1cm 横5.4cm
紙質: 和紙
製法: 厚短冊(裏打あり)
模様: 漉き模様:打曇り.上下青雲
書風:
用字:
書式: 初、三、五句における墨継ぎ:あり,上下句の頭に漢字を揃えない:あり,二行の頭を同じ高さに揃える:あり,女性は表に署名せず、裏の右下隅に署名する:あり
風: