高階経宣(枳園)


詞書

本文

めくまるる梅の初花かさしつつ
いさなくさめむ老の心を

署名

枳園

読み下だし


英訳



メタ情報

略伝

* 高階経宣(安永2年~保14年(弘化元)) 医家。字は子順。淸介又は枳園と号した。京都の人、医師高階経元の長子。典薬寮医師となり、従四位上に叙し安芸守に任ぜられた。初め両替町御池北に開業したが後洛北鷹ケ峰に隱栖した。安永二年八月三日生。天保十四年(弘化元)十二月十一日没、年七十一、百万遍に葬る。墓碑銘正四位下故典薬大允兼安藝守高階経宣朝臣墓。(文化十 医家 文政五 医家 文政十三 医家 天保九 医家)
寸法: 縦36.4cm 横5.9cm
紙質: 和紙
製法: 薄短冊(裏打なし)
模様: 漉き模様:打曇り
書風:
用字:
書式: 初、三、五句における墨継ぎ:あり,上下句の頭に漢字を揃えない:あり,二行の頭を同じ高さに揃える:あり
風: