田中清


詞書

窓梅

本文

咲梅を雪とむかははともし火の
はなの匂ひの窓の小夜風

署名


読み下だし


英訳



メタ情報

略伝

* 田中清() 漢学者。名は應淸、字は子纓、号江南、田中三郎右衛門と称した。江戸の人、大内熊耳の門人、三礼を講究して専らこれを教授した。後投壺礼を研尋して始めて 其法を唱えた。「投壺指揮」「投壺矢勢図」等の著がある。京師に上リ祗園下河原において投壺を教授していたが後岡山に往き医を業とし同地において没した。 没年未詳、岡山旭川川南西宝寺に墓があるという。(安永 学者)
寸法: 縦35.6cm 横6.2cm
紙質: 和紙
製法: 薄短冊(裏打なし)
模様: 漉き模様:打曇り
書風:
用字:
書式: 初、三、五句における墨継ぎ:あり,上下句の頭に漢字を揃えない:あり,二行の頭を同じ高さに揃える:あり
風: