四方田長淳


詞書

ふみつきなぬかてふことを句の頭におきて秋の七草をよめる

本文

ふな出する天の川原の秋萩を手析てかさせ玉のかつらに
みちもせにおふる尾花を彦ほしのみまくさにとてけふやからなん
つきむかふあまのかはらにさく葛のうらみさへこそけふははるけめ
きみ待てと天のかはとの女郎花ひとりたてるをあはれとはみよ
なつ過て猶にほひけり星まつる庭の坦根のやまと撫子
ぬきかけし犬かひほしの藤はかまたゝならぬ香ににほふけふ哉
かきりある星の逢瀬は朝■のはなのはかなきちきりなりけり

署名

長淳

読み下だし


英訳



メタ情報

略伝

* 四方田長淳( ~天保2年) 歌人。字は長直、四方田重之亟と称した。京都の人。赤井組興力、小澤芦庵の門に入リ詠をよくした。天保二年十月十二日没。清光寺に葬る。法諱退休院一方剰支居士。(文政五 和歌 文政十三 和歌)
寸法: 縦36.4cm 横6.0cm
紙質: 和紙
製法: 厚短冊(裏打あり)
模様: 漉き模様:打曇り
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