木間保之


詞書

本文

大御代の日影にひゝく花のゑ美
ふくむは千々の春のゆくすえ

署名

保之

読み下だし


英訳



メタ情報

略伝

* 木間保之( ~安政元年) 国学者。姓は源(故あって暫らく藤原と称したが後源氏に返った。)字羽山俗称順次。英舍と号し、その書斎を言霊舍と呼んだ。京都の人、御幸町錦北に住し享和の初頃本居宣長が京都に来た際にその教授をうけたことを保之の家集萬玉集(天保十年刊)に記している。萬玉集のほかに永代節用無尽蔵、松詞月明集その他多数の著書を残している。安政元年七月二日没。年六十六。(文政五 和歌 文政十三 和歌 天保九 和歌 嘉永五 和歌)
寸法: 縦36.2cm 横5.6cm
紙質: 和紙
製法: 厚短冊(裏打あり)
模様: 型模様:青雲(上),押し模様:縦縞,金銀箔砂子模様:金押し(下)
書風: 堂上家流:尊円風か
用字:
書式: 初、三、五句における墨継ぎ:あり,上下句の頭に漢字を揃えない:あり,二行の頭を同じ高さに揃える:あり
風: