高橋宗芳


詞書

八十の賀を祝し侍りて

本文

幾千世もかきりはあらし年ふれと
老せぬ松のなかきよはひは

署名

宗芳

読み下だし


英訳



メタ情報

略伝

* 高橋宗芳(寛政6年~天保14年) 有職家。姓は紀。名は初宗保後に宗芳と改めた。通称高橋若狭守。京都の人。左馬寮厨子預高橋宗孝の男。寛政六年八月生れ。文化十二年八月父宗孝の没後そのあとをうけて厨子預をつとめ采女正に任じ後若狭守に昇進した。天保十四年十月二十一日没、年五十。(文政五 有職 文政十三 有職 天保九 有職
寸法: 縦35.6cm 横5.5cm
紙質: 和紙
製法: 薄短冊(裏打なし)
模様: 漉き模様:打曇り,押し模様:地.布目,金銀箔砂子模様:銀切箔
書風:
用字:
書式: 上下句の頭に漢字を揃えない:あり,二行の頭を同じ高さに揃える:あり
風: