岸良


詞書

東に帰る師の別ををしむ夜月あかけれは

本文

雲はるゝさやけき空を見さくれは
かたむく月のをしくも有かな

署名

岸良

読み下だし


英訳



メタ情報

略伝

* 岸良( ~嘉永5年) 画家。字は子良(又は士良)画雲楼と号し初め五郎後に雅楽助と称した。京都の人、岸駒の養子となりその画業を継いだ。嘉永五年三月十九日没、年五十五、寺町今出川下本禅寺に葬る。法号画雲院殿良虎日猛居士。(文政五 画家)
寸法: 縦36.2cm 横5.5cm
紙質: 和紙
製法: 厚短冊(裏打あり)
模様: 漉き模様:打曇り
書風:
用字:
書式: 初、三、五句における墨継ぎ:あり,上下句の頭に漢字を揃えない:あり,二行の頭を同じ高さに揃える:あり
風: