小野機


詞書

本文

かきくらすかひこそなけれいささかの
硯の水のあさきこころに

署名


読み下だし


英訳



メタ情報

略伝

* 小野機( ~安政3年) 画家。姓は橘、字は世張。湘雲又は鵬雲と号した。通称小野貞三郎。備中船越村の人小野正純の子、京に上り黒田綾山、柴田義董、岸駒に画を学び富小路四条北に住し丹波亀山侯の藩絵士に列せられた。国学者藤井高尚と親しく和歌をよくしその歌は吉備国歌集に出ている。安政三年八月四日没、年六十三(文政五 画家 文政十一 画家)
寸法: 縦35.8cm 横5.5cm
紙質: 和紙
製法: 薄短冊(裏打なし)
模様: 押し模様:布目地,版模様:流小紋(雲母)
書風:
用字:
書式: 初、三、五句における墨継ぎ:あり,上下句の頭に漢字を揃えない:あり,二行の頭を同じ高さに揃える:あり
風: