湯浅経邦


詞書

本文

風のおとも物すこきまてほくるゝに
そこもせはしと見ゆるほしかな

署名

経邦

読み下だし


英訳



メタ情報

略伝

* 湯浅経邦( ~文政9年) 文雅家。藻塩又は灌水と号した。通称湯浅治右衛門。京都の人、五条柳馬場に住した。本居大平の門に入り国学を修めたことがその教子名簿山城国部に湯浅治右衛門経邦と出ている。文政九年に吉野伝一巻の著がある。文政九年五月二十二日没、年四十。松原大宮西、長円寺に葬る。法諱了誉定儀禅定門。(文政五 文雅)
寸法: 縦36.3cm 横6.0cm
紙質: 和紙
製法: 厚短冊(裏打あり)
模様: 銀箔砂子模様:銀砂千に石畳
書風:
用字:
書式: 初、三、五句における墨継ぎ:あり,上下句の頭に漢字を揃えない:あり,二行の頭を同じ高さに揃える:あり,女性は表に署名せず、裏の右下隅に署名する:あり
風: