江森月居


詞書

暮春残鶯

本文

くれてゆく春ををしほの山里に
鶯のみやのとかにも啼

署名

月居

読み下だし


英訳



メタ情報

略伝

* 江森月居(宝暦6年~文政7年) 俳人。名は師心。月居のほかに竹巣僑居。三菓園。■居。任地庵。桂川等と号した。京都の人、宝暦六年生れ。蕪村の門に入り俳諧を習い几董と共に蕪村門下の雙璧と賛えられた。安永五年の「続明烏」において確固たる地歩を占め、蕪村没後も声名愈々高く道彦、士朗と共に化政期の三大家と称せられた。一時大阪に住し■庵と号し、伊丹俳人の入門者が多かった。尚和歌を村田春海に学んだ「夜あかし」「月居七部集」の著がある。文政七年九月十九日没年六十九。(文政五 俳)
寸法: 縦33.5cm 横5.2cm
紙質: 和紙
製法:
模様: 漉き模様:打曇り
書風:
用字:
書式:
風: