西村定雅


詞書

卯月はしめつかた身まかり給ふ人をいたみ奉りて

本文

借みにし春の名残のそれよりも
けふははかなく袖そぬれそふ

署名

定雅

読み下だし


英訳



メタ情報

略伝

* 西村定雅( ~文政9年) 俳人。通称甚三郎。椿花亭又は俳仙堂。粹川子と号した。京都の人、洛東真葛原に住し針問屋を営む傍ら蕪村の門に入り俳諧を学んだ。文政九年二月十二日没。年八十三。(文政五 文雅(俳))
寸法: 縦36.5cm 横5.2cm
紙質: 和紙
製法: 薄短冊(裏打なし)
模様: 漉き模様:打曇り
書風:
用字:
書式: 初、三、五句における墨継ぎ:あり,上下句の頭に漢字を揃えない:あり,二行の頭を同じ高さに揃える:あり,女性は表に署名せず、裏の右下隅に署名する:あり
風: