三木善継


詞書

神無月十日あまり一日といぶ日も1時のものとてしくれの雨のそほぶるにおもひもよらぬ鷲朝またき宿近く来てしのひ音になきけれは

本文

来む春を待わひつるかうくひすの
こ恵もしくれにしのひつつなく

署名

善継

読み下だし


英訳



メタ情報

略伝

* 三木善継() 文雅家(楽師)京都の人今出川烏丸東辺に住し、笙を能くした。(文政五 楽)
寸法: 縦36.4cm 横6.0cm
紙質: 和紙
製法: 厚短冊(裏打あり)
模様: 金銀箔砂子模様:金箔
書風:
用字:
書式: 初、三、五句における墨継ぎ:あり,上下句の頭に漢字を揃えない:あり,二行の頭を同じ高さに揃える:あり,女性は表に署名せず、裏の右下隅に署名する:あり
風: