穂井田忠友
詞書
海辺霞
本文
春かすみおほふ二見の夕和に
おとろくはかりしほそ満くる
署名
忠友
読み下だし
英訳
メタ情報
略伝
* 穂井田忠友( ~弘化4年) 歌人。標助とも云い、号を蓼栽又は弾正、靱負と称した。京都の人はじめ誓願寺境内に住したが後城西に移る。江戸に出て平田篤胤の門に入り後香川景樹に就いて歌を学ぴ国書を読んで博覧強記景樹は常に「吾家の書篋」なりと称賛したという。弘化四年九月十九日没、年五十六。(文政十三 和歌 天保九 和歌)
寸法:
縦35.5cm 横6.0cm
紙質:
和紙
製法:
厚短冊(裏打あり)
模様:
漉き模様:打曇り,書き模様:くもとかすみ,金銀箔砂子模様:きりはく砂子,版模様
書風:
用字:
書式:
二行の頭を同じ高さに揃える:あり
風: