小泉保敬
詞書
野分後月
本文
吹くれしのわきののちの山辺にも
つきのかつらはしはれさりけり
署名
康敬
読み下だし
英訳
メタ情報
略伝
* 小泉保敬( ~嘉永5年) 国学者。姓は坂上、名は保敬、後に康敬、号は榊院。小泉土佐後に将曹と称した。尚並河帯刀真船ともいう。京都の人、初め落西小倉に住し後内椎木町に移る。本居大平の門人、天保八年讃岐高松に往き藩貴考信園の教授となり後弘化五年に帰京した。嘉永五年四月二十九日没、年五十五。(文政十三 和学 嘉永五 和歌 再出 和学)
寸法:
縦36.3cm 横5.95cm
紙質:
和紙
製法:
厚短冊(裏打あり)
模様:
漉き模様:打曇り.正
書風:
用字:
書式:
初、三、五句における墨継ぎ:あり,上下句の頭に漢字を揃えない:あり,二行の頭を同じ高さに揃える:あり
風: