木村熊櫟
詞書
本文
明日も猶花みんとてや山のへに
しをりをしつつ人帰るみゆ
署名
熊櫟
読み下だし
英訳
メタ情報
略伝
* 木村熊櫟() 文雅家。通称木村淸右衛門三光亨と号した。京都の人、新町三条北に住し狂歌をもって知られ文化七年板の狂歌手毎之花第一編に出ている。嵯峨厭離庵境内には熊櫟自書の古詩を刻した紅葉碑が建てられている。それには文化癸酉(文化十年)確賓望 左京源熊櫟の銘がある。天保九年頃まで活躍していたことが平安人物志によって知られる。(文政十三 文雅 天保九 文雅)
寸法:
縦35.9cm 横5.7cm
紙質:
和紙
製法:
厚短冊(裏打あり)
模様:
書き模様:刷毛引(霞.金泥),金銀箔砂子模様:布目地
書風:
用字:
書式:
上下句の頭に漢字を揃えない:あり,二行の頭を同じ高さに揃える:あり
風: