也足（宣阿）
詞書
林鐘七日の朝山王権現の御社に
本文
まふててよみ奉る
夏草のすすしく茂るみ園生に
むれつつ蝶のたわむれて見ゆ
署名
宣阿
読み下だし
英訳
メタ情報
略伝
* 也足（ ～天保１２年） 僧（時宗）也足、世阿弥釈阿弥と号した。京都円山安養寺に住しその第三十五代をつぐ、法名宣阿泰円、又多福庵七世也足とも称した。以文社尚歯会詩歌集（文政十三）には春人多福庵也足七十二歳の和歌一首が収められているがこの短册裏には「京都丸山多福庵釈阿弥」と自署している。天保十二年八月五日没年八十三。（文政十三 文雅 天保九 文雅）| 寸法： | 縦36.7ｃｍ 横5.7ｃｍ |
| 紙質： | 和紙 |
| 製法： | 厚短冊（裏打あり） |
| 模様： | 漉き模様：打曇り |
| 書風： |
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| 用字： |
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| 書式： | 初、三、五句における墨継ぎ：あり，上下句の頭に漢字を揃えない：あり，二行の頭を同じ高さに揃える：あり |
| 風： |
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