中川金英
詞書
本文
かしましと思ふ程なけ郭公
迚もうつけに成して都は
署名
金英
読み下だし
英訳
メタ情報
略伝
* 中川金英() 狂歌師。名は金英。四穂園と号した。通称中川丈助。京都の人、油小路竹屋町北に住し両替支配人をつとめた。文化四年麦里房貞也社中選集、後にも夷(月次撰集和歌恵比寿の後篇)の中に金英の名が初めて出ており麦里房貞也社中にあって狂歌を作っていたことが知られる。文化十二年八月の狂歌十評相模合には行司十家の内四穂園金英の名が出ている。生没年未詳。(文政十三 文雅狂)
寸法:
縦36.6cm 横6.0cm
紙質:
和紙
製法:
薄短冊(裏打なし)
模様:
型模様:吹墨(青.雲形),押し模様:布目,金銀箔砂子模様:金砂子
書風:
用字:
書式:
初、三、五句における墨継ぎ:あり,上下句の頭に漢字を揃えない:あり,二行の頭を同じ高さに揃える:あり
風: