笹山呉厓(呑舟)


詞書

薄未出穂

本文

盆の来て踊らぬ里もなきものを
なと手を出さぬ野辺の小芒

署名

呑舟

読み下だし


英訳



メタ情報

略伝

* 笹山呉厓() 文雅家(狂歌)名は祚胤、字は肖父、呑舟斎又は夜半亭と号した。通称笹山源吉、京都の人、医家荻野元凱の門に入り医を学び御池衣棚東において開業した。文政十二年の狂歌百鬼夜興にその作歌が収められている。(文政十三 文雅 天保九 文雅 嘉永五 文雅)
寸法: 縦36.2cm 横5.7cm
紙質: 和紙
製法: 薄短冊(裏打なし)
模様: 書き模様:墨流し(色)
書風:
用字:
書式: 初、三、五句における墨継ぎ:あり,上下句の頭に漢字を揃えない:あり,二行の頭を同じ高さに揃える:あり
風: