立野範建


詞書

本文

いく千よの松のよはひを友として
おひせぬかけにさかへ見すらむ

署名

範建

読み下だし


英訳



メタ情報

略伝

* 立野範建(明和4年~文政9年) 漢学者。範建(人物志天明ニ年版源範義と出す)姓源氏、字安正(天明二年版 字士規)号観海。称立野大和介(天明ニ年版 立野兵庫少允)明和四年十一月近江■賀郡伊賀立村郷士喜多村原蔵の男として生れ後京に出て室町今出川北の立野氏を嗣いだ。紫野栗山に学び近衛家近習となり五石二人扶持安永九年二月兵庫少允従六位下、天明七年七月従六位上大和介に任ぜられ文化十四年丹波守に任じ文政九年九月十六日卒、年七十九。廬山寺に葬る。(天明ニ 漢学者 文化十 同上 文政五 同上 文政十三 同上)
寸法: 縦35.5cm 横5.7cm
紙質: 和紙
製法: 薄短冊(裏打なし)
模様: 漉き模様:打曇り
書風:
用字:
書式: 初、三、五句における墨継ぎ:あり,上下句の頭に漢字を揃えない:あり,二行の頭を同じ高さに揃える:あり
風: