山路信敏(知足)


詞書

夏夜

本文

昨年今日分留野寺の鐘の昔も
未た宵也と思ふ短夜

署名

知足

読み下だし


英訳



メタ情報

略伝

* 山路信敏(天明5年~万延元年) 書家。姓は平氏、字は有功、屠龍と号し右兵衛大尉に累官した。京都の人天明五年生、四辻宰相中將家臣右馬大允信近の子、幼より頴悟頗る書を好み畑岐鳳の門に入り書法を学び勉励不休遂に一家を成し多くの門弟の教導に当った。又和歌を好み雅友と共に吟詠を楽しんだ。万延元年二月十六日没、年七十六(天保九 書(漢) 再出 文雅 嘉永五 書(漢) 再出 文雅)
寸法: 縦36.0cm 横6.15cm
紙質: 和紙
製法: 厚短冊(裏打あり)
模様:
書風:
用字:
書式: 二行の頭を同じ高さに揃える:なし:女性は二行目を下げる:あり
風: