岡本保之
詞書
長岡明神の奉額 池時雨
本文
峯こゆる雲のけしきになか岡の
池のもみちは時雨しにけり
署名
保之
読み下だし
英訳
メタ情報
略伝
* 岡本保之( ~嘉永7年) 医家。字惟孝、号蠖庵、甲斐守と称した。京都の人、賀茂県主をつとめ西陣伊佐町に医(内科)を業とした。温疫雑誌の著がある。嘉永七年二月六日没年六十六。親縁寺過去帳には維孝院殿寂誉保之静心居士とあり葬送の際大徳寺大綱和商等誦経の旨記してある。(天保九 医家 嘉永五 医家)
寸法:
縦36.3cm 横6.1cm
紙質:
和紙
製法:
厚短冊(裏打あり)
模様:
金銀箔砂子模様:赤茶(紫か)
書風:
用字:
書式:
上下句の頭に漢字を揃えない:あり
風: