御薗維連(祥翁)


詞書

本文

亀尾山の松に齢を契り置かな
いく十かへりの春や重ねむ

署名

祥翁

読み下だし


英訳



メタ情報

略伝

* 御薗維連() 文雅家。姓は物部氏、号は量斎、又は流芳、広島祥翁と云い御薗法眼と称した。京都の人。富小路四条北に住し、詩歌をよくした。文政十三年の以文社尚歯会詩歌集中に老人廣島量斎、六十五歳維連の名により歌一首が出ている。没年未詳。(天保九 文雅)
寸法: 縦36.4cm 横6.0cjm
紙質: 和紙
製法: 厚短冊(裏打あり)
模様: 書き模様:吹墨(青.茶),押し模様:霞(青),版模様:松葉
書風:
用字:
書式: 初、三、五句における墨継ぎ:あり,上下句の頭に漢字を揃えない:あり,二行の頭を同じ高さに揃える:あり
風: