村岡定勝


詞書

澄月上人の十七回忌によみて手向奉りぬ

本文

言の葉の露のめくみの手向には
たた一すしになむあみた佛

署名

定勝

読み下だし


英訳



メタ情報

略伝

* 村岡定勝() 囲碁家。名は定勝、通称は村岡林右衛門京都の人、上鳥羽に住し囲碁を以て知られている。弘化二年の平安囲碁鑑に「西方前頭五鳥羽村岡」と出ている。尚和歌は加茂季鷹の門人。文化十一年柿本社奉納和歌集に採録されている。上島羽行往院に墓がある。(天保九 碁)
寸法: 縦37.3cm 横5.7cm
紙質: 和紙
製法: 薄短冊(裏打なし)
模様: 漉き模様:打曇り
書風:
用字:
書式: 初、三、五句における墨継ぎ:あり,上下句の頭に漢字を揃えない:あり,二行の頭を同じ高さに揃える:あり
風: