大沢敬邁


詞書

恋百首のうちに

本文

わきもなくねくたれ髪の朝戸出を
ねたくも見する庭の遣水

署名


読み下だし


英訳



メタ情報

略伝

* 大沢敬邁( ~明治6年) 漢学者。宇は季徳。鼎斎と号し大択雅五郎と称した。京都の人、山口菅山の門に学び詩文を善くし堺町二条南に帷を下し門弟に教授したが京都学習院教授となり複若州小濱侯の儒官となった。明治六年四月二十四日没。年六十一。近思録筆記二巻の著がある。(嘉永五 漢学者)
寸法: 縦35.7cm 横5.9cm
紙質: 和紙
製法: 厚短冊(裏打あり)
模様: 押し模様:布目,茶色縁,下部白雲母
書風:
用字:
書式: 初、三、五句における墨継ぎ:あり,上下句の頭に漢字を揃えない:あり,二行の頭を同じ高さに揃える:あり
風: