町口是久


詞書

本文

咲いつる千本の蓮の夕風に
にほひみちくる巨椋の里

署名

是久

読み下だし


英訳



メタ情報

略伝

* 町口是久(文化2年~ )詩家。姓は坂上町口五位と称した。京都の人、検非違使町口是保の男。文化二年生れ。同八年正六位上に叙し、石衛門大志に任じ、逐次累進天保六年正五位に上叙し、越中守に任じ、同九年石廳頭大尉に転じ、同十四年官を辞して百万遍屋敷に隠楢した。(嘉永五 詩家 慶應三 詩家 再出 有職)
寸法: 縦36.3cm 横5.8cm
紙質: 和紙
製法: 厚短冊(裏打あり)
模様: 書き模様:青葉
書風:
用字:
書式: 初、三、五句における墨継ぎ:あり,上下句の頭に漢字を揃えない:あり,二行の頭を同じ高さに揃える:あり
風: