実道(蓮因)
詞書
池上螢
本文
風わたる菱のうき葉に浪こへて
ほたるなかるる廣澤の池
署名
蓮因
読み下だし
英訳
メタ情報
略伝
* 蓮因(文化5年~明治15年) 僧(歌人)俗姓は拝郷氏、又の名は蓮因。梅花園と号した。伊勢多度の人、文化五年生れ、京に上り出家して縄手三条南浄土宗高樹院に入寺した。僧義門に歌学を学び一家をなしたが、明治十二年その著「巷の碑」を朝廷に献上して褒詞を賜わった。明治二十五年十二月十四日没、年八十五。高樹院に葬る。(嘉永五 和歌 慶応二 和歌)
寸法:
縦36.5cm 横6.0cm
紙質:
和紙
製法:
厚短冊(裏打あり)
模様:
金銀箔砂子模様:刷り引き,金泥
書風:
用字:
書式:
初、三、五句における墨継ぎ:あり,上下句の頭に漢字を揃えない:あり,二行の頭を同じ高さに揃える:あり,女性は表に署名せず、裏の右下隅に署名する:あり
風: