清水完和


詞書

朝霜

本文

ちりつみし紅葉の色を降かへて
今朝しろたへの霜おきにけり

署名

完和

読み下だし


英訳



メタ情報

略伝

* 清水完和(寛政10年~明治13年) 歌人。鐸廼舎と号した。越後藩士中島某の二男、寛政十年生れ、幼にして清水氏の養子となり後京に上り城戸千楯の門に入り国学を学び鐸廼舎と号して歌を作り且つ、和様の書をよくした。新町蛸薬師に住む。妻子なく、老後鯖江の実家に帰り明治十三年十月二十八日ごろ、年八十三。等持院に葬る。没後その歌集「かけひの水」が刊行された。(嘉永五 和歌 慶應三 和歌)
寸法: 縦36.5cm 横5.7cm
紙質:
製法:
模様: 金銀箔砂子模様:黄色地
書風:
用字:
書式: 初、三、五句における墨継ぎ:あり,上下句の頭に漢字を揃えない:あり,二行の頭を同じ高さに揃える:あり
風: