菅原清根詞書小頭職に補せられ法眼に叙位し給へるをほきまいらせて 本文年をへてしけりに高し位山 署名法橋随正 読み下だし英訳メタ情報略伝* 菅原清根( ~文久2年) 歌人。姓は管原、名は清根、号は松園、別に法号随正。京都の人、洛西北野社預職104代。初め松園坊に住し後竹林坊に隠栖し法眼位となり随正と称した。安政三年の近衛忠煕公歌道門人名簿にその名が連ねてあり、更に本居大平門人名簿にも山城部に北野松園坊清根の名が出ていることによってその歌学の系譜を知ることが出来る。文久二年八月六日没。年七十四。上善寺に葬る。法諱清浄根院前預随正法眼和尚。(嘉永五 連歌)
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