高橋実庭


詞書

月前船

本文

布那人よしはしいかりをおろせかし
こよひの月の影をのせはや

署名

実庭

読み下だし


英訳



メタ情報

略伝

* 高橋実庭(天保5年~明治4年) 有職家。通称浜島内膳奉膳。京都の人、内膳司高橋清平(浜島志摩守)の男、天保五年十二月四日生れ、長じて父の跡を継ぎ内膳奉膳に任じ正五位下兼志摩守に任じた。明治四年十一月八日没、年三十八、(嘉永五 有職 慶應三 有職)
寸法: 縦36.0cm 横6.0cm
紙質: 和紙
製法: 厚短冊(裏打あり)
模様: 書き模様:霞(刷引.うす茶),押し模様:縦じま,金銀箔砂子模様:金砂子,縁−金泥
書風:
用字:
書式: 初、三、五句における墨継ぎ:あり,上下句の頭に漢字を揃えない:あり,二行の頭を同じ高さに揃える:あり
風: