大原呑舟


詞書

社頭祝言

本文

五十銘川なかれてのちもかしこみて
あふきまつらめよろつ代まてに

署名

呑舟

読み下だし


英訳



メタ情報

略伝

* 大原呑舟( ~安政4年) 画家、名は鯤、字呑舟、号は崐崙、作州岡山の人、大原呑響の子、柴田義董に絵を学び山水人物を能くし一家の風を立てた。室町佛光寺南に居住し作画と同時に当時の文雅の士と交わったが、歌人小川春洞(萍流嗣)社中の文稿中呑舟の歌があり、林康朗の嵯峨名所記にも挿絵の上に呑舟の歌が見られる。その画は達者で「四国西国書まはり東せい蕪村に打はまり南北宗の分ちなし」と評されている。安政四年十二月二十九日没、没年未詳、立本寺に葬る。(嘉永五 画家)
寸法: 縦36.0cm 横5.4cm
紙質: 和紙
製法: 薄短冊(裏打なし)
模様: 書き模様:(うす青).雲
書風:
用字:
書式: 初、三、五句における墨継ぎ:あり,上下句の頭に漢字を揃えない:あり,二行の頭を同じ高さに揃える:あり
風: