大原呑舟詞書社頭祝言 本文五十銘川なかれてのちもかしこみて 署名呑舟 読み下だし英訳メタ情報略伝* 大原呑舟( ~安政4年) 画家、名は鯤、字呑舟、号は崐崙、作州岡山の人、大原呑響の子、柴田義董に絵を学び山水人物を能くし一家の風を立てた。室町佛光寺南に居住し作画と同時に当時の文雅の士と交わったが、歌人小川春洞(萍流嗣)社中の文稿中呑舟の歌があり、林康朗の嵯峨名所記にも挿絵の上に呑舟の歌が見られる。その画は達者で「四国西国書まはり東せい蕪村に打はまり南北宗の分ちなし」と評されている。安政四年十二月二十九日没、没年未詳、立本寺に葬る。(嘉永五 画家)
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