河原実徳


詞書

今般特旨を以て従五位を賜り忝なさに

本文

位山むかしにかヘり昇るなりわか
大君のふかきめくみに八十四年

署名

実徳

読み下だし


英訳



メタ情報

略伝

* 河原実徳( ~明治29年) 医家。字子星、檉蔭又は遂翁と号した。父は典薬寮医師河原能登介実辰。京都今出川浄福寺南に住し父祖の業を継ぎ始め筑前介後に伊豫守に任ぜられ孝明天皇の侍医として活躍した。平生詩画を嗜み、現在残されている「字治真景図」(六曲屏風)には原在照、大徳寺大綱,貫名海屋、山本梅逸、梁川星巌、賀茂季鷹等の書画が貼付され当時の文人墨客との交友が偲ばれる。明治二十九年五月十四日没、年八十六(嘉永五 医家 慶應二 再出)
寸法: 縦36.4cm 横5.0cm
紙質:
製法:
模様: 金銀箔砂子模様
書風:
用字:
書式: 初、三、五句における墨継ぎ:なし,上下句の頭に漢字を揃えない:なし,二行の頭を同じ高さに揃える:あり
風: