吉田許高

遠藤ぬし父君の十七年の忌祀りに

なき魂もちからそゆると思ふらん
名を立る子のけふのまつりは

許高

* 吉田許高（）医家。字君謙号蘭畹、吉田図書と称した。京都四条高倉西に洋医として名声を馳せた。安政二年八月四日卒、没年末詳（嘉永五医家）

寸法：	縦36.8ｃｍ　横5.0ｃｍ
紙質：
製法：	厚短冊（裏打あり）
模様：	漉き模様：打曇り．吹墨，金銀箔砂子模様
書風：
用字：
書式：	初、三、五句における墨継ぎ：なし，上下句の頭に漢字を揃えない：あり，二行の頭を同じ高さに揃える：あり
風：