奥田美稲


詞書

寄里祝

本文

うちかへす春の田つらをももちたひ
駒ふみいるる千代原のさと

署名

美稲

読み下だし


英訳



メタ情報

略伝

* 奥田美稲( ~明治18年) 医家。姓は平号は棠園。通称奥田玄司。京都の人佛光寺室町西に住し、医を業とし業余大蔵愛種(後観空寺一海)の門に入り和歌を学んだ。明治十八年十二月二十四日没享年未詳大徳寺総見院に葬る。(嘉永五 医家 慶應三 医家)
寸法: 縦36.6cm 横6.0cm
紙質:
製法: 厚短冊(裏打あり)
模様: 金銀箔砂子模様
書風:
用字:
書式: 初、三、五句における墨継ぎ:あり,上下句の頭に漢字を揃えない:あり,二行の頭を同じ高さに揃える:あり
風: