小林良典


詞書

本文

水無月のてる日をよそにへたてたる
この下かけはすすしかりけり

署名

良典

読み下だし


英訳



メタ情報

略伝

* 小林良典() 種萟家。姓は藤原、諱は良典。京都の人、安政六年太宰小貳兼筑前守藤原元次の男として生れた。禁裡に仕え正四位下行民部大輔筑前守に任ぜられた。安政六年十一月二十二日江戸に於て卒去、年五十三、出町長徳寺に葬られている。院号誠敝院という。(嘉永五 種菽 嘉永五 良工(鍛刀))
寸法: 縦36.1cm 横6.0cm
紙質: 和紙
製法: 厚短冊(裏打あり)
模様: 書き模様:霞(金泥),型模様:雲(金泥),金銀箔砂子模様
書風:
用字:
書式: 初、三、五句における墨継ぎ:あり,上下句の頭に漢字を揃えない:あり,二行の頭を同じ高さに揃える:あり
風: