今堀真中


詞書

ふかみくさの五言を冠におきてよめる

本文

ふるされぬからくれなゐもみまさらむ
くるとあくとのさくとふゝむに

署名

真中

読み下だし


英訳



メタ情報

略伝

* 今堀真中( ~明治6年) 文雅家(僧)。真中は法号、別に黙痴と号した。京都建仁寺の住憎。福田美循の須賀室社中に属して和歌をよくした。現存真中遺稿中に文久二年七十一歳云々の書入れがある。明治六年五月廿九日没。年八十二。東大谷に葬る。(嘉永五 文雅)
寸法: 縦36.4cm 横6.1cm
紙質: 和紙
製法: 厚短冊(裏打あり)
模様: 型模様:雲(青吹墨),押し模様:布目
書風:
用字:
書式: 初、三、五句における墨継ぎ:あり,上下句の頭に漢字を揃えない:あり,二行の頭を同じ高さに揃える:あり
風: