飯田忠彦


詞書

本文

日の光さすかに春と山さとの
かきほの梅の咲も残らす  

署名

忠彦

読み下だし


英訳



メタ情報

略伝

* 飯田忠彦( ~文久元年) 国学者。姓は源。字は子邦。初め要人、又刑部と称し後左馬と改めた。号は黙臾。周防の人。京に上り夷川河原町に住した国史学者。文久元年五月廿七日、桜田門外の変に坐して自刄した。時に年六十三。野史、諸系譜。門跡伝。黒御所伝等の著がある。二条河原町高田別院に葬る。 (嘉永五 文雅)
寸法: 縦35.7cm 横5.4cm
紙質: 和紙
製法: 厚短冊(裏打あり)
模様: 漉き模様:打曇り
書風:
用字:
書式: 初、三、五句における墨継ぎ:あり,上下句の頭に漢字を揃えない:あり,二行の頭を同じ高さに揃える:あり
風: