平田信蕃


詞書

遠炭竈

本文

大比えの雪けの雲の打なひき
へたてゝ遠き小野の炭かま

署名

信審

読み下だし


英訳



メタ情報

略伝

* 平田信蕃() 文雅家。又の名は信直、号は居禾。平田作右衛門又は作十郎と称した。堺の人、京に出て衣棚二条北に住し、奥州岩城三万石安藤侯並びに播州龍野五万千石脇阪侯の京用達を勤めた。安永年間、小沢芦庵の門に入り和歌を学び又禾丈の号を用いて俳諧を嗜んだ。生没年未詳。(嘉永五 文雅)
寸法: 縦36.3cm 横5.8cm
紙質: 和紙
製法: 厚短冊(裏打あり)
模様:
書風:
用字:
書式: 初、三、五句における墨継ぎ:あり,上下句の頭に漢字を揃えない:あり,二行の頭を同じ高さに揃える:あり
風: