西村保全(永楽)


詞書

本文

うゐかむりせし跡さへも常盤木の
みとりに草も葉も榮へつつ

署名

永楽保全

読み下だし


英訳



メタ情報

略伝

* 西村保全( ~嘉永7年) 陶工。陶釣軒と号した。通称永楽善五郎、京都の人、風炉師十代永楽焼初代善五郎了全の男。油小路一条南に住し、父の業を受けて永楽二代を継ぎ赤絵金襴手の焼成を巧みにして永楽焼の名を高めた。嘉永七年九月十八日没、年六十。法然寺に葬る。(嘉永五 良工(陶))
寸法: 縦36.2cm 横5.9cm
紙質: 和紙
製法: 厚短冊(裏打あり)
模様: 金銀箔砂子模様:金,描き絵木の枝,ひしもち,桜もち(?),ひっちきり?
書風:
用字:
書式: 初、三、五句における墨継ぎ:あり,上下句の頭に漢字を揃えない:あり,二行の頭を同じ高さに揃える:あり
風: