小森宗二


詞書

雪消春水来

本文

奥山のゆきとひぬらし貴船川
たましくせゝに南美の花ちる

署名

孟博

読み下だし


英訳



メタ情報

略伝

* 小森宗二( ~文久2年) 医家。名は宏。字は孟博。宗二と称し春波愚堂。薔薇園、又は練丹室とも号した。京都の人、初め岡崎に住み後両替町二条北に移り洋医を業とし、元理発家。解剖刀法。視学精説。鳩児謨斯解割科。医笈熱論。泰西熱病論改訳。気海観瀾紀聞。摂生要法等多数の訳著がある。業余和歌を能くした。文久二年正月二十日没、年五十九(慶應三 医家)
寸法: 縦36.5cm 横6.1cm
紙質: 檀紙
製法: 厚短冊(裏打あり)
模様: はけびき.おうむ文様
書風:
用字:
書式: 初、三、五句における墨継ぎ:あり,二行の頭を同じ高さに揃える:あり
風: