雨森正弘


詞書

かつら木山に登てよめる

本文

榊とるかみ代のむかし仰つつ
のほれは高し天のかく山

署名

正弘

読み下だし


英訳



メタ情報

略伝

* 雨森正弘( ~天保13年) 医家(篆刻家)。宇は士毅。号は栗斎、通称雨森主計(又良寂とも称した)京都の医師雨森公廣の男。父祖の業を継ぎ車屋町二条南に医を開業したが篆刻を巧みにしたので印人として名を得ている。父と共に楽にも通じ且つ文学を好み京都繁昌記の著がある。天保十三年七月二十九日没、年五十九。迎称寺に葬る。法名、豪爽院寛誉栗斎居士。(文化十 篆刻 再出 医家 文政五 篆刻 再出 医家 三出 明楽 文政十一 篆刻 再出 医 再出 書 天保九 医家 再出 書 再出 篆刻)
寸法: 縦36.4cm 横6.0cm
紙質: 和紙
製法: 厚短冊(裏打あり)
模様: 無地
書風:
用字:
書式: 初、三、五句における墨継ぎ:あり,上下句の頭に漢字を揃えない:あり,二行の頭を同じ高さに揃える:あり
風: