香川景樹


詞書

山ぎはまで 咲みてるを みやり侍て

本文

打いでん 言の葉のみか 菜花の
さかりはめさへ 及ばざりけり

署名

景樹

読み下だし


英訳



メタ情報

略伝

* 香川景樹(一七六八~一八四三) 因幡国の人。歌人。鳥取藩士の家に生まれたが、十八歳頃に京都に上り徳大寺家に仕えた。香川黄中の養子となり香川姓を名のる。洛東岡崎に住んで歌を講じた。門下を桂園という。著書多数。
寸法: 縦36.5cm 横6.0cm
紙質: 和紙
製法: 薄短冊(裏打なし)
模様: 書き模様:桜.楓(雲母),押し模様:布目
書風:
用字:
書式: 初、三、五句における墨継ぎ:あり,上下句の頭に漢字を揃えない:あり,二行の頭を同じ高さに揃える:あり
風: