仁龍(蝸庵)


詞書

雨中蓮

本文

あめそゝき蓮の葉上に露散て
天の原より玉ふるがこと

署名

蝸庵

読み下だし


英訳



メタ情報

略伝

* 仁龍( ~安政2年) 僧(真言)書家。字は廣潤栄堂、又は蝸庵と号し実法院(後遍照院)と称した。京都六孫王大通寺の住僧書画和歌を嗜み和漢両様の書をよくした。安政二年六月九日没年七十三。(文化十 和書 文政五 書(和) 文政十三 書(和) 嘉永五 書(漢))
寸法: 縦30.1cm 横5.3cm,裏打36.4cm 裏打6.0cm
紙質: 和紙
製法: 厚短冊(裏打あり)
模様: 押し模様:布目
書風:
用字:
書式: 初、三、五句における墨継ぎ:あり,上下句の頭に漢字を揃えない:あり,二行の頭を同じ高さに揃える:あり
風: