飯田義明(斧木)


詞書

春日望山

本文

そことなく打かすむ日は心して
みれともみえぬかつらきの山

署名

斧木

読み下だし


英訳



メタ情報

略伝

* 飯田義明( ~文政8年) 歌人。斧木(平安人物志には浮木とあり)又は垂雲軒と号した。京都の人、上岡崎に住し、武者小路実岳門下の歌僧澄月に歌を学びその跡を継いだ。文政八年四月三日寂、年五十四、真如堂に葬る。(文政五 和歌)
寸法: 縦36.0cm 横5.5cm
紙質: 和紙
製法: 薄短冊(裏打なし)
模様: 漉き模様:打曇り,天地青
書風:
用字:
書式: 初、三、五句における墨継ぎ:あり,上下句の頭に漢字を揃えない:あり,二行の頭を同じ高さに揃える:あり
風: