香川景禮


詞書

暮秋鹿

本文

初しものをかへのま葛うら枯て
うらみやしかの音に残るらむ

署名

景嗣

読み下だし


英訳



メタ情報

略伝

* 香川景禮( ~慶応元年) 歌人。本姓伏田氏、初名は景礼、通称は木工又は清三郎、春村、傾巵と号し梅月堂五世と称した。香川黄中の門に入り歌を学び後その養嗣となった。慶応元年十二月ニ三日没年七十四、明治二一年にその家集残香集が刊行されている。
寸法: 縦36.1cm 横6.1cm
紙質: 和紙
製法: 厚短冊(裏打あり)
模様: 押し模様:布目模様,金銀箔砂子模様:金箔砂子
書風:
用字:
書式: 初、三、五句における墨継ぎ:あり,上下句の頭に漢字を揃えない:あり,二行の頭を同じ高さに揃える:あり
風: