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長濱尚次
詞書
嘉永三年四月八日異船東海に見る伝て石清水神宮に御祈の勅を奉りて
本文
帰らすはかへるをは見よえひすふね
たか浪あけん幣の神風
署名
尚次
読み下だし
英訳
メタ情報
略伝
* 長濱尚次(寛政9年~明治11年) 連歌家(天文)名尚又は尚次。字は徳甫、倥洞、囫圇堂、凌虚堂、華城等と号した。京都の人、寛政九年生れ、男山八幡の工司職を勤めた。幼より頴敏、好んで国書を読み歌学に長じた。かねて天文、暦算、香茶花等通ぜさる所なく著書も多かったが明治戊辰の兵燹に焼けて僅かに男山考古録写本十五冊、神楽本末等の書が残っている。明治十一年一月三十日没。年八十二。(文政五
天文 文政十三 連歌 天保九 連歌 嘉永五 慶應三 連歌)
寸法:
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縦36.5cm 横6.2cm
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紙質:
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和紙
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製法:
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厚短冊(裏打あり)
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模様:
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漉き模様:打曇り.上下青,書き模様:刷毛目.銀泥,型模様:雲(吹墨青),押し模様:布目
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書風:
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用字:
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書式:
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初、三、五句における墨継ぎ:あり,上下句の頭に漢字を揃えない:あり,二行の頭を同じ高さに揃える:あり,女性は表に署名せず、裏の右下隅に署名する:あり
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風:
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