西村貞堯


詞書

池月

本文

いけ水のにこりにしまぬ陰みれは
月はこゝろに澄やとるかな

署名

貞堯

読み下だし


英訳



メタ情報

略伝

* 西村貞堯( ~安政3年) 文雅家。俗称怡一郎はじめ静斎と号し後静庵と改めた。通称西村吉右衞門、京都の人、三条室町西口に住し歌をよくした。その歌は小沢芦庵の流を汲んでいる。安政三年六月十日没年七十八。(文政五 文雅 文政十三 文雅)
寸法: 縦36.4cm 横5.7cm
紙質: 和紙
製法: 厚短冊(裏打あり)
模様: 押し模様:布目,版模様:梅(雲母)
書風:
用字:
書式: 初、三、五句における墨継ぎ:あり,上下句の頭に漢字を揃えない:あり,二行の頭を同じ高さに揃える:あり,女性は表に署名せず、裏の右下隅に署名する:あり
風: