藤井明志


詞書

子規

本文

一聲も聞はもらさし老楽の
ねさめの床の山郭公

署名

明忠

読み下だし


英訳



メタ情報

略伝

* 藤井明志(天明5年~ ) 文雅家。春影又は藤齋と号し又紫藤園とも号した。京都の人、天明五年生、文政五年主殿寮史生となり上總大掾に任ぜられた。初め岩上高辻南に住し後祗園知恩院袋町に移った。画を柴田義董に学び和歌を嗜み笛を能くした。文政五年以降八回に亘って平安人物志に採録されている。没年享寿未詳。(文政五 文雅 文政十三 文雅 再出 文人画 天保九 文雅 再出 文人画 嘉永五 文雅再出 文人画 嘉永五 笛)
寸法: 縦36.0cm 横5.9cm
紙質: 和紙:檀紙
製法: 厚短冊(裏打あり)
模様: 金銀箔砂子模様,版模様:たんぽぽ(黄花.緑葉),雲母ちらし
書風:
用字:
書式: 初、三、五句における墨継ぎ:あり,上下句の頭に漢字を揃えない:あり,二行の頭を同じ高さに揃える:あり,女性は表に署名せず、裏の右下隅に署名する:あり
風: