海傳登世子


詞書

本文

おく露も匂へる菊の花なれは
千年のかすと見るへかりけり

署名


読み下だし


英訳



メタ情報

略伝

* 海傳登世子( ~天保5年) 音曲家(箏)名登世子又は豊子。京都の人、海傅三緘の女。押小路麸屋町に住し箏を巧に奏した。天保五年四月六日没。享年未詳。黒谷蓮池院に葬る。法名但月唯心禅定尼(文政五 箏 文政十三 箏 天保九 箏)
寸法: 縦35.6cm 横5.6cm
紙質: 和紙
製法: 厚短冊(裏打あり)
模様: 押し模様:布目,かえでと花のごふん
書風:
用字:
書式: 二行の頭を同じ高さに揃える:なし:女性は二行目を下げる:あり
風: